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か 行(相続用語集 )

家督相続 民法旧の規定で、戸主が死亡・隠居などをした際に一人の相続人が戸主の身分・財産を相続することで一般には長男が相続した。第二次大戦後の民法改正で廃止となっています。
換価分割 遺産が土地や自宅等だけの場合に複数の相続人で分割する事が不可能なため土地や家等を売却した上で現金を各相続人に分配する方法。
寄与分

相続人が相続に際して、被相続人の財産の維持や増加に貢献した場合、それを相続財産から控除したものを相続財産とみなして、これに寄与分を加えて相続分とする制度です。

限定承認 相続した財産の範囲内で被相続人の債務および遺贈を弁済する相続形態のことをいう。プラスの財産と債務のどちらが多いのか判らない場合に利用する方法です。 限定承認をおこなう場合は、相続開始を知った時から3カ月以内に家庭裁判所に手続きが必要です。限定承認は相続人全員が共同でしなければならない為、相続人全員の同意が必要とります。
共有分割 不動産のように簡単に分けられない遺産の一部または全部を相続人が共同で所有することです。公平に相続分に応じて分割することができますが、次に世代になった時にさらに共有者が増えることになりのちのちのトラブルを生む可能性があります。
血族相続人 配偶者以外の相続人で、被相続人の直系卑属(子または孫)、直系尊属(父母、祖父母)、兄弟姉妹です。
検認手続 公正証書による遺言以外の遺言書は被相続人がなくなった後、遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して,その「検認」を請求しなければなりません。検認とは単なる遺言書の内容を明確にして遺言書の偽造・変造を防止するための手続ですので遺言の有効・無効を判断する手続ではありません。
公正証書遺言 2人以上の証人に立ち会ってもらい、遺言者が公証人に遺言の内容を話し、公証人が作成する遺言書。

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